Q1 業務内容について  

A1 入浴や食事、掃除、洗濯などの日常生活のお手伝いに加え、お客様の送迎、移動の介助などを行っております。 


Q2 介護のお仕事に興味をもったきっかけは?  

A2 18歳の時から定年の60歳になるまで 42 年間消防職員として働いておりました。  

職業柄、看護師さん程詳しくありませんが、救急の処置については一般の方に比べ自信がありましたので、この知識でお役に立てることがあるのではないかと考えました。  

また消防隊長として、日頃から職場で大きな声で指示を出していました。  

介護の現場でも、体操の音頭を取ったり、レクリエーション等で大勢のお客様の前でお話することがあると聞いて、この経験も活かすことが出来るのではと考えました。 

実際に今現在、「あなたの声は大きくて聞き取り易いわ」とお客様からお墨付きをいただいております。(笑) 

  

Q3 やりがいを感じる瞬間は?  

A3 お客様からの感謝をいただいた時です。 

ついさっきもお客様の入浴介助をやらせていただいたのですが、頭と体を洗って湯舟に入ると、どのお客様も「あ~気持ちがいい!」と笑顔で仰います。 

正直なところ、夏場にお客様の入浴介助に入らせていただくと、私自身も汗でびっしょりになるのですが、(笑)お客様がお風呂から上がって、「気持ちよかったです! すごくさっぱりしました。 いつもありがとうございます。」と感謝の言葉を仰っていただけるだけで、やってよかったな、汗をかいた甲斐があったなと、苦労もありますが、それ以上の喜びを感じることが出来ます。 

 

Q4 スタッフの一人として意識していることは?  

A4 お客様に「ここに来るのはつまらない、面倒臭い」ではなく、「ここに来るのが楽しみ」と思っていただけるように、日々、何かお客様に対して出来ることはないかと考えております。 

当事業所でも、お客様に楽しんでいただく為に、レクリエーションの時間を設けておりまして、私は今まで人前で何かをお話することは前職の経験上、慣れてはいたのですが、レクリエーションを行った経験はありませんでした。 

そこで、お客様に喜んでもらえるレクリエーションはどんなものがあるのかと、この歳になって、勉強の為に図書館へ行きました。(笑) 

そこでレクリエーションを盛り上げるコツや、車椅子の方にも楽しんでいただけるレクリエーションにはこんなものがあるのかと、色々なことが学べたので、やはり、 いくつになっても勉強をすることは大切な事なのだと改めて思いました。(笑) 

  

Q5 お客様に好評なレクリエーションは?  

A5 漢字クイズは根強い人気ですね! 

「魚編に里と書きます。 これはなんと読みますか?」 {コイ!} 「すごいですね!○○さん!すぐに読めましたねー、では里が付になったら?」 {フナじゃない?} 「おー! ○○さんも負けてないですね!では平がついたら?」 {鮃だっけ?} 「そうそう、じゃあヒラメに似ている魚は?」 {カレイ!} 「流石皆さん、詳しいですねー じゃあカレイとヒラメを一発で見分ける方法があるのをご存知ですか?」みたいな感じで普段やっております(笑) 

  

Q6 どんな方が働いていますか?  

A6 年代は若いスタッフさんが多いですね。 私が平均年齢をすごく上げてしまっています(笑)。 

 ここのスタッフさんはまだ若いのに皆さん非常にしっかりしていらっしゃいますね。  

挨拶や報連相もしっかり行えておりますし、皆さん明るいので、人間関係もいいので働きやすい環境です。 

 私がここでは年配者なので、例えば昼食を準備している若いスタッフさんに、玉ねぎの切り方はこうやってこうした方がいいよ!と、ついお世話を焼きたくなってしまうのですが、皆さん苦い顔をせずに「ありがとうございます!」と一生懸命覚えてれます。 

 そうやって覚えてくれると嬉しくなって、ますますお世話を焼きたくなってしまうので、嫌がられないように程々に抑えていきたいと思います(笑) 

  

Q7 この事業所の特徴は?  

A7 気軽に何でも相談出来る良い人間関係が築けているところだと思います。 

今までの私の経験上、相談が出来ないような環境や関係だと、一人で物事を抱えて、私だけが我慢すればいいのだと自分の力だけで何とかしようと無理をしてしまい、それが段々とストレスになり、仕事をすることが嫌になってしまいます。 

そのような風通しが悪い職場は嫌なので、新しく入ってきた方に「何かあの人怖そう、 近寄りづらいな…」なんて思って欲しくないので、(笑) 

年長者の私の方からコミュニケーションを積極的に取るようにして、相談事がしやす いような職場の雰囲気作りに気をつけています。 


Q8 座右の銘は?  

A8 「子供叱るな来た道だもの、年より笑うな行く道だもの」という言葉が最近気に入っています。 

老いは誰しもがいずれ行く先です。 私も年を取りましたが、 お客様は私よりも皆さん年上です。 

 日頃からこの言葉を胸に、自分も行く道の先輩として、学ばせていただく気持ちで、お客様と関わらせていただいております。 

  

Q9 求職者にメッセージをお願いします!  

A9 自分の家族をお願いしたいと、本気で思えるような施設を目指して、スタッフ全員、より良いサービスを提供出来るよう頑張っております。 

 そんなより良い施設を私たちと一緒に作っていきませんか? 

 一緒に働ける日を心待ちにしております!